「みんな食堂」の歩みと、つながる子どもたちの笑顔

子どもたちに“あたたかい食事”と“笑顔”を届ける場所
― みんな食堂の取り組みと、その軌跡をふり返る ―
「みんな食堂」は、経済的に困難を抱える子育て家庭やひとり親家庭に対し、
無料で手づくりの食事を提供する、新しい形の“子ども支援”活動です。
単に「食べものを渡す」だけでなく、
食育・文化体験・地域交流のきっかけとなることを大切に、
飲食店や地域団体、企業、ボランティアが手を取り合って運営しています。
本記事では、これまでGEMS各店舗とともに歩んできた
「みんな食堂」の活動を写真とともにふり返りながら、
子どもたちの笑顔や食の力が生み出す“つながりの価値”をお伝えします。
🍱 はじまりは、1本の恵方巻から。
2022年
❖ 節分の恵方巻プレゼント(1月)
2022年1月、GEMS新橋・田町・大門の店舗で実施された「節分の恵方巻プレゼント」。
それは、子育て家庭を支援し、子どもたちに“食文化と笑顔”を届ける最初の一歩でした。
🍣 ちらし寿司で祝うこどもの日(4月)
港区のGEMS5店舗が協力し、300世帯に「創作ちらし寿司」を無償で提供。
食を通じて文化を知る、“体験型の子ども支援”が定着するきっかけとなりました。
❖ 読み聞かせ付き夏休み弁当企画(7月)
GEMS6店舗が協力し、300家庭へ600食を提供。
会場では絵本の読み聞かせイベントも同時開催され、地域ぐるみの温かい交流が生まれました。
🎵 ハートリボンイベント特別弁当(10月)
赤坂区民ホールで行われた読み聞かせ・音楽演奏イベントと連動し、350食の特別弁当を提供。
五感で楽しむ「食+文化」のコラボレーションとなりました。
2023年
❖ 節分の恵方巻配布(1月)
GEMS新橋、田田、大門など、6店舗の協力により実施。
300家庭に恵方巻600本を無償で配布し、節分の食文化を通じた支援となりました。
❖ ハートリボン特別弁当配布(第1回)(4月)
赤坂区民ホールでの文化体験イベントに連動して、GEMS新橋、恵標、市ケ谷など5店舗が参加。
子育て家庭へ、350件の特別弁当を提供しました。
❖ ハートリボン特別弁当配布(第2回)(9月)
同じく赤坂区民ホールでの文化イベントに、GEMS新橋、神宮前、川崎、銀座の4店舗が連携。
この回も、350件の弁当が子育て家庭へ届けられました。
2024年
❖ 節分プロジェクト(2月3日)
GEMS新橋、田田、大門など、6店舗により実施。
恵方巻600本を、300家庭に無償配布しました。
❖ ハートリボンイベント特別弁当(8月31日)
赤坂区民ホールの文化イベントに連携し、GEMS新橋、GICROS GINZA GEMS、GEMS神宮前の4店舗が参加。
各店舗のオリジナル弁当350個が子育て家庭に配布されました。
2025年
❖ 節分特別イベント「恵方巻」配布(2月)
GEMS新橋、新旧橋、湯谷、三貫茶子、中目黒の5店舗が参加。
各店で工夫をこらしたオリジナル恵方巻を用意し、500家庭へ合計1000食を配布しました。
🫶 すべては、子どもたちの「明日」のために。
「みんな食堂」は、単なる食支援活動ではありません。
それは、“食を通じて子どもたちが世界を知り、人とつながる体験”を届ける取り組みです。
野村不動産・GEMS各店舗・自治体・社会福祉協議会・ハートリボン協会がそれぞれが得意分野を持ち寄って連携し、
地域の家庭に寄り添う“共創型の支援スキーム”を構築しています。
🌟 これからも、「みんな食堂」は続きます。
今後も、季節ごとの行事に合わせ、
“食で地域をつなぐ支援活動”は進化し続けます。
子どもの笑顔が、街の幸せをつくる
そんな思いを胸に、私たちはこれからも活動を広げていきます。