鹿児島の陽光と華やぎを届ける春のマリアージュ〜「鹿児島県産きんかんとシャンドンのマリアージュフェア」開催

2025年4月24日(木)から5月8日(木)にかけて、都市型商業施設「GEMS(ジェムズ)」14棟・全81店舗にて、「鹿児島県産きんかんとシャンドンのマリアージュフェア」が開催されました。
本フェアは、野村不動産コマース株式会社の主導のもと、鹿児島県およびMHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社(以下:MHD社)の協力によって実現されたものです。
この取り組みは、地方の魅力ある特産品とラグジュアリーブランドを融合させ、地域活性化と飲食業支援を目的としたコラボレーション企画の一環です。
GEMSと地方自治体との協業は今回で8府県目、MHD社との協業は4回目となります。
南さつま市のきんかんとシャンドン ロゼの春らしい出会い
フェアの主役となったのは、鹿児島県南さつま市で生産された高品質なきんかんと、世界的に展開されるプレミアムスパークリングワイン「シャンドン ロゼ」です。
鹿児島県は、全国でも第2位のきんかん収穫量を誇る産地であり、なかでも南さつま市津貫地区では、100年以上の果樹栽培の歴史があります。
この地域で育ったきんかんは、開花から約210日間、樹上で完熟させ、糖度16度以上、Lサイズ以上という厳しい基準をクリアした「きんかん春姫」として高い評価を得ています。
今回のフェアでは、その規格外品を活用したフリーズドライ商品「かごしまSAKU サクッ!きんかんハーフ」をシャンドン ロゼとともに提供。
何も加えずに加工されたこのドライフルーツは、香り豊かでサクサクした食感が特徴で、ドリンクとの相性も抜群です。
「CHANDON(シャンドン)」という名の世界的スパークリングブランド
本フェアで提供された「シャンドン ロゼ」は、MHD社が展開する世界唯一のグローバル・プレミアムスパークリングワインブランド「CHANDON」の代表的な商品です。
「シャンドン ロゼ」は、ピノ・ノワール65%、シャルドネ30%、ムニエ5%というブドウ品種をブレンドし、6g/Lのドザージュによる辛口仕上げ。
アルコール度数は12.5%で、イチゴやざくろ、チェリーを思わせる華やかなアロマと酸味が特徴です。食前酒からデザートタイムまで幅広い料理にマッチする万能な味わいが、来場者の舌を楽しませました。
全国のGEMSで展開された81のペアリング体験
本フェアは、GEMSが展開する14の施設・81の店舗にて同時開催されました。
東京・大阪・神奈川・名古屋といった都市部の飲食店が参加し、それぞれの店舗が創意工夫を凝らしたペアリングメニューを提供。
春らしさと地域の魅力を感じさせる上質な時間が演出されました。
先行開催としては、GEMS中目黒にて4月4日~18日の間にイベントがスタートしており、来場者からも好評を博しました。
地方創生と飲食業支援を両立する取り組み
GEMSでは、2022年より「食べて地方創生」プロジェクトとして、年2回の地域フェアを通じて地方産業と都市飲食業を結びつける取り組みを展開しています。
これまでに、長崎・山形・京都・長野・高知・愛媛・熊本といった7府県と連携し、今回の鹿児島県で8府県目となりました。
今後もこうした取り組みを通じて、地域の生産者支援、食文化の継承、そして飲食業の活性化に努めていくことが期待されます。
まとめ
今回の「鹿児島県産きんかんとシャンドンのマリアージュフェア」は、春の訪れにふさわしい華やかさと、地域の個性が光る食材・飲料の融合によって、多くの来場者に特別な時間を提供しました。
GEMSの都市型商業施設ならではの洗練された空間と、地方の恵みを掛け合わせたこのような試みは、今後の地域連携のあり方においても大きな意義を持っています。
引き続き、GEMSの次なる地域フェアにも注目が集まります。